オセアニア

サイパン島の民族はミクロネシア系が主に占めます。ミクロネシアは、オセアニアのなかにあります。オセアニアは、大洋州とも呼ばれ、狭義には、ニュージーランドを含むポリネシアやニューギニアを含む、メラネシアやミクロネシア全体を指します。広義には、オーストラリアや、その領のインド洋上の島も含みます。その一方で、アメリカやイギリス、フランス領以外のオセアニアはアジアに含まれることもあります。
オセアニアのなかで、独立国は、オーストラリア連邦、フィジー諸島共和国、ミクロネシア連邦、キリバス共和国、マーシャル諸島共和国、ナウル共和国、ニュージーランド、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、ソロモン諸島、トンガ王国、ツバル、バヌアツ共和国、サモア独立国があります。
一方、サイパンがある北マリアナ諸島は、アメリカ自治領です。そのほか、米領サモアはアメリカ準州、ココス諸島(キーリング)はオーストラリア領、クック諸島はニュージーランドと自由連合です。またクリスマス島はオーストラリア領、さらにグアムはアメリカ準州です。サイパンはアメリカの自治領ですので、少し異なる地位です。そのほか、ニューカレドニアはフランス領、ノーフォーク島はオーストラリア領、ニウエはニュージーランドと自由連合、仏領ポリネシアはフランス海外連邦、ピトケアン諸島はイギリス領、トケラウ諸島はニュージーランド領です。ハワイはアメリカ合衆国の州のひとつです。ウェーク島はアメリカ領有、ジョンスン環礁とミッドウェー環礁はアメリカ領有、そのほかウォリス=フツナはフランス領です。

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ミクロネシア

ミクロネシアというには、「小さな島々」を意味するギリシア語です。
サイパン島は、マリアナ諸島にあります。マリアナ諸島は、他のさまざまな島も含めてミクロネシアにあります。
ミクロネシアというのは、オセアニアの海洋部分の分類のひとつです。マイクロネシアと呼ばれることもあります。位置としては、南緯3度から北緯20度、東経130度から180度の範囲にあります。このなかにサイパン島も含まれるのです。そしてその総称がミクロネシアです。ただ、沖ノ鳥島や南鳥島は含まれないことを注意する必要があります。
パラオ、ミクロネシア連邦、ナウル、マーシャル諸島の各国、さらにキリバスのギルバート諸島、マリアナ諸島やウェーク島もミクロネシアに含まれます。マリアナ諸島のうち、グアムは米国の準州です、グアムというのは最南端にある島で、日本でもおなじみの観光地です。その他の島は米国の自治領、つまり自由連合州という立場にあります。北マリアナ諸島に属します。
ミクロネシアの先住民の大半は、ミクロネシア系です。ただしカピンガマランギ島には、ミクロネシア系意外にも、ポリネシア系の住民が暮らす島もほんのわずかですが、存在します。これらは域外ポリネシアと呼ばれるのです。その他、カロリン諸島には、航法技術が残存しています。これはかなりポリネシアのものに近いものです。カロリン諸島は、ミクロネシア海域のなかでポリネシアに隣接する島です。これは、カロリン諸島が、先史時代のミクロネシアとポリネシアの間で文化的な交流もあるだけでなく、同じオーストロネシア系民族によって形成された文化であることを示しているといえるでしょう。

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アメリカの領土拡大

サイパン、つまりサイパン島は、現在、アメリカ合衆国の自治領、すなわちコモンウェルスです。自治領というのはどのような地位にあるのでしょうか。北マリアナ住民は自治権をもち、みずからが採択した憲法にしたがって内政をおこないます。一方、アメリカは外交と防衛に関する事項に全面的な権限をもっています。ただし、観光開発などの資金提供の申し出に対しては、なかなか応じてもらえないのが現状です。
 アメリカは、イギリスから植民地を13州、割譲されて独立を果たしました。しかしその後もさまざまな国、たとえばイギリスやスペイン、フランス、メキシコから植民地や領土を割譲され、または買収しながら、自分の国の領土を西へと拡大していきました。その過程でどんどん新しい州を新設していったのです。そうして植民地と州の境をあいまいにしていったのです。
 アメリカのこのような領地の拡大は、非常に短期間でした。西海岸に到達すると、次に目を向けたのが、サイパン島もある、太平洋です。まずは北部のアラスカからロシアを買収し、その後ハワイを合併しました。そうしてそのあとに州に昇格させて自国の領土内に完全な合併を果たすのです。そのごは、米西戦争でのスペインに対する勝利によって、スペインの統治下にあったカリブ海のキューバやプエルトリコを植民地化しました。その勢いは、さらにアジアにまで色狩り、フィリピンやグアムもアメリカの植民地となったのです。

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Copyright © 2008 サイパン島と領土の秘密